2010/04/08

ART FAIR FREE


こっちで告知するの忘れてしまいましたが、4/2(Fri)~4/4(Sun)の間原宿のVACANTで開催されたART FAIR FREEに参加してました。
作品をお金で売るのではなくお金以外の何かと交換する、というアートフェア。
始まる前はそんなこと言ったってやっぱり一番欲しいのはお金だよなー・・・とか、FREEなのに入場パス1000円ってどうなんだろう・・・とか、色々疑問もありましたが、参加した結果感じたのはお金のかわりにこのアートフェアで生まれた価値は人と人とのつながりではないかということです。
自分は今回ゾルゲルプロの音の入ったレコードの上にゲルを載せた作品を出品したのですが、その作品に対して一人のお客さんが出してくれた交換条件は
「応援する!!!そして友達になって下さい」
というものでいた。自分はその条件を受け入れ、交換成立としました。つまり自分はこの作品によって一人の新しい友達を得たということです。
こないだNHKで「無縁社会」というタイトルで社会とのつながりも希薄で家族とも疎遠なまま孤独に死んで行く人たちのドキュメンタリーをやっていましたが、自分にも無縁な話じゃないと思い、将来家族も出来ずに孤独に死んで行く自分を想像してとても暗い気持ちになりました。そんな社会のなかで人とのつながりはとても大きな価値を持っていると思います。今回参加したことで他の作家さんたちやスタッフとも知り合うことが出来てまた人とのつながりが増えました。

が、その方はコメントでこうも書いていました。
「でもはっきり言ってあまり欲しいとは思いませんでした。」
正直もらっても困るんでしょう。邪魔ですよね、普通。

そもそも芸術作品に物としての価値なんてあるんでしょうか。例えば誰かの作品を気に入って、お金か他の何かによって手に入れて家に飾ったとする。そうしたときその作品は部屋の景観を良くするインテリアとしての機能をもってそこに存在するのであって、個人に所有され、他人の目に触れなくなってしまったら芸術作品そのものの価値や意味は薄れてしまうんではないでしょうか。
60年代にダダカンやハイレッドセンターの行った行為が今なお芸術的に重要な価値を持つとしたら作品の物としての価値ってなんなんでしょう。

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